以前のモデルと比べ印刷速度及び発色具合は代わり映えはせず、インクの耐
オゾン性、耐光性、アルバム保存年数の改良を重点にセールスポイントを掲
げています。
プリンターの構造も分かる方は分かると思いますが、カートリッジのフタ、
カートリッジまでの内部構造が防御策ともとれる構造へ変化しました。
それでは、EPSON IC*50のカートリッジを分解し検証してみることに
しましょう。
今回のカートリッジは従来のカートリッジIC*30系カートリッジから大きく
リニューアルされました。まずは分解した際にインクが漏れてインクまみ
れにならないようにインク噴射口にピストンスポイトを差し込み、インク
を抜くことにしました。
ピストンスポイトを引くとインクは順調に抜けて行きます。
試しに抜いたインクを戻してみようとピストンスポイトを押してみましたが、
案の定、インクの逆流は出来ませんでした。
これは従来のカートリッジと同様で、中に逆流防止弁がある為だと思います。
また今回のカートリッジの特徴として従来のカートリッジのような、
はじめから穴があいているところにフィルムを貼っているような場所
(詰め替え時に注入をする穴)はこの状態からでは見受けられません。
さて、ここからどのように分解しようと考えながらカートリッジをじっくり
眺めているとインク噴射口の両サイドに怪しいつなぎ目が…。
そこをいじってみるとなんと、つなぎ目に沿って本体とカバーに分離するで
はありませんか。ICチップを正面に見て右側の面、「EPSON」と大きく刻印
してある面が、弊社の透明バージンカートリッジやコンパチカートリッジ
などと同様にカバーの様になっているのです。少し強引にカバーを外せば
完全に本体と分離します。カバーが外された部分は透明のフィルムが貼っ
てあり、中が丸見えとなっています。
また、噴射口の両サイドには透明フィルムの貼ってある穴というか溝のよう
なものがあります。後で解説しますが、これが中へインクを注入できる場所
となります。
ひとまずインクタンクは置いといて、ICチップの方へ目をやって見ると
ここも怪しいつなぎ目があります。強引に剥がして見ると見事に剥がれました。
すると中にはバネを支えている端子のついた台のようなものがあります。
これをいじっていると台の下からインクが出てきました。
台の下はインクタンクとつながっているのです。
何かこの台とバネで空気の調整などを行なっているのでしょうか。
次にICチップを裏から見てみると台についている端子が触れる位置に
金属板が配置されています。今回のICチップは2重構造になっており、
尚かつ従来のIC初期化リセッターが使えそうもない、金色の端子の数が
9本ある、チップの構造になっております。
何とも今回のカートリッジは凝った造りになっています。
さて、次にタンクの方に目を向け、どの場所からインクが注入出来るか検証
しました。裏面のタンクの部分は頑丈に剥れなさそうなテープが付いており、
白のフィルムなので中の状況はまったく分かりません。
そこで、カッターナイフを使い、丁寧に剥がしてみる事にしました。
若干の根気は要りますが、剥がしちゃいけないところを剥がすのは好奇心が
湧き結構楽しい作業です。
カートリッジ表面
剥がし終わった裏面
全体像が見えたところで注入口等構造を検証すると、以前のIC*20系/IC*30
系と大して変わらない事が分かります。大幅な変更点は、エアー調節弁と
ICチップとカートリッジのサイズの3点と思われます。
インク注入口は、インク噴出口の横にある下記の画像の部分と思われます。
特に真ん中の部分の穴がカートリッジの内部の全体にインクが行き渡る様な
構造になっておりますので、詰め替えはこの穴より行い出来そうです。
但し、従来のピストンスポイトの針ではこの穴の奥まで通す事は出来ません
ので径の小さいピストンスポイトの針が求められ、ゴム栓/プラスチックの
栓などが求められます。
ん、インク注入口がわかり、インクの通り道も分かったが、一つ腑に落ちな
い箇所が出てきました。どうしても、インクの部屋に空洞部分が出来てしま
い注入が困難な場所です。そこで、もったいないがまだ、使っている途中の
他のカートリッジを分解する事にしました。
そこで、見た驚愕の事実に度肝を抜かされました。
なんと、ブラック/シアン/マゼンタ/イエローとライトシアン/ライトマゼンタ
のインクの内容量と内部の構造が違うのです。
ICBK50(ブラック)
※右側部分の部屋にインクは全く注入されていません。
ICLC50(ライトシアン)
※内部構造が違い全体にインクが行き渡っている。
ちなみにアマゾンドットコムで販売価格を見ると1160円と同等の金額です。
そう考えますと、ICBK50とICBK32とでは、ランニングコストが大幅に
代わり、ICBK32は内容量約25cc実際使用量20〜22ccと言われています。
それに比べICBK50は内容量約15ccくらいと考えれますので、実際使用量
は多めに言っても12ccくらいになるのではと考えれます。カートリッジ
のコストから考え、ランニングコストはすごく割高になり、ヘッドクリ
ーニングがインク容量を減らす命取りになると考えられます。
今日現在、エコロジーの精神で詰め替えが行えるか検証中ですが、チップの
問題等ハードルが高いのが現状です。
海外では、日本より一ヶ月前くらいにこのIC*50系カートリッジ(海外カー
トリッジ番号T0731)は販売されておりますが、詰め替えなどは二重構造の
ICチップの解析に苦戦をしいられているみたいです。
最後に特に今回のレポートについてエプソンに対して特別な感情等批判を
するつもりはありませんが、このブログを読まれた方はこの現状をご理解
頂けたかと思います。
個人的に調べた事なので、間違いもあるとは思いますが事実本当にランニ
ングコストは割高になったのは間違いないと思います。
私の主観でありますが、国内最高峰のプリンターはビジネス用途であれば、
hp Office jet pro K550 販売価格17850円
ホームユーザーであれば、HP Photosmart 8230 販売価格10000円くらい
※現在品薄状態
※見た目もおしゃれで、使いやすさ(機能)、印刷速度が速く最高です。
お手軽連続供給も近日発売予定です。
上記2機種のお手軽連続供給は絶対にオススメします。
EPSON/CANONのようにヘッド部分にカートリッジをセットし、左右に揺らさ
れるタイプのプリンターより、カセット式でヘッドと別タイプのプリンター
の方が連続供給向きのプリンターと考えられトラブルが少ないです。
EPSONであると、E-200/PM-D1000の連続供給はオススメです。
ですが、hpのプリンターは本当にトラブルが少なく快調に印刷が出来ます。
お手軽連続供給について↓
http://www.daiko2001.co.jp/innk/epsonbalk-k550.htm
hpは印刷速度、サポート体制等を含め本当に良いプリンターだと思います。
※インクジェットプリンターのシェアでいつか30%以上は確実に行くと
私は確信しておりますので、これからもhpの製品を強く応援して行きます。
ぜひ、プリンターを買う際はこの2台をご検討枠に入れて下さい。
それでは、新型カートリッジの最新情報がありましたら、またブログで公開
したいと思います。
詰め替えインクダイコー
http://www.daiko2001.co.jp/



769 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [] 投稿日:2006/11/25(土) 09:16:49 ID:ZTUpzLXJ New!!
キヤノンがBCI-6→7で値上げした時と同じだろ。
ようはIC50系は1.5plヘッドに最適化して濃度を上げて
インク消費量を減らした分値段も上げた。
濃度が上がればインクも当然強くなるし、ライトインクは
元々濃度が低くて消費量が多いので多く詰めても問題なし、っていうことか。
もちろんクリーニングで消費される量は濃度には関係ないので
その分ランニングコストが上がっているのは間違いはないだろうが。
http://tumekaink.seesaa.net/article/26070004.htmlについては
(詰め替えインクやってる業者ならすぐ分かるはずの)濃度とかについては伏せて、
量が減ったことだけを書いているところに恣意的なものを感じる。
この点を突っ込まれたときに、ヘッドクリーニングがインク容量を減らす命取りになる
とかということでお茶を濁すつもりなのだろう。
濃度は同じです、っていえば良いだけなのに実は分からないとか?
インクの濃度すら即答できないような詰め替えインク業者ははっきりいって信用できませんね。
自社製品のインクが使えるプリンタを良いプリンタです、と書くのは詰め替えインク業者なら仕方がないこととは思いますが、最低でも自社で扱っているインクの性質ぐらいは分かっているところで買うのがよいでしょう。
たとえばink77やリフインクあたりなら少なくとも自社製品の特性を知っています。
ink77
http://members.jcom.home.ne.jp/ink77/
リフインク
http://rifink.ld.infoseek.co.jp/
全然本文読んでないだろ?
いいとこなんてありまてん(笑)
海外製品Epson Stylus CX8300(C11C690401)を購入しましたが、プリンターカートリッジ(T0731-T0734)がバーレーン国内どこに行っても入手不可能で非常に困ってます。
ブログ内のコメントではT073*系は日本国内ではIC*50系と同じ製品のような書き込みでしたが、実際に同じものと考えてよいのでしょうか?
バーレーンではプリンターカートリッジはほとんど販売してないか、もしくは販売していても非常に高価なため、新規プリンターを購入したほうが安価なほどです。環境保護観点からも安易に新規プリンターを購入したくないので、是非アドバイスして頂けませんか?
よろしくお願いします。